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男子と女子だと必要なトレーニング違いますか?

リーンボディズさんの回答

パーソナルトレーナーとして23年活動しています。
パーソナルトレーナー学院の校長をしたり、オンラインサロンで塾長をしています。体づくりとスポーツ活動のレベルアップを考えて生きています。...
昨年、筋トレにおける男女差についてセミナーをしました。その時の内容をもとにお答えしていきます。
筋線維一つ一つには男性用、女性用はありません。つまり筋線維そのものが出す力の差はないので、基本的には筋トレの方法に違いはないとなります。

しかし、絶対的な筋力で見ると男女に違いがあるのは明らかで、それは筋肉量の差であるといえます。線維の本数の差というより一つ一つの太さの違いですね。上半身はとくに男女差が広がる傾向にあります。

もう少しみてみると、筋線維のタイプ(速筋、遅筋)の割合に差があるようで女性は遅筋が男性に比べて割合が多くなる傾向にあるようです。

また、持久力に関する男女の違いを調べてみると、相対的に同じ強度の負荷で持久運動(バイクを漕ぎ続けるなど)をやると、男性は早くにオールアウトしてしまいますが女性はより長くやり続けることができるようです。つまり、粘り強さの点では女性に軍配があがります。

もう一つ、関節についても女性の方が緩い傾向があります。柔軟性に関しては男女差なし、に対して関節弛緩性は男女差ありとされており、筋トレやコンタクトスポーツにおいて女性はより慎重にする必要があります。


これらを踏まえて、やる内容をまとめるなら、

筋トレは中程度の負荷で粘り強く反復する内容を中心にくむ。

上半身をしっかりやる。

男性よりも有酸素運動をいれていくとよい。

ボディメイク的に考えたらこのような考えになりました。